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今田60位タイで予選突破、プレーオフ出場へ戦いは激化

2014/08/02 11:16
今田60位タイで予選突破、プレーオフ出場へ戦いは激化

 

 米男子ツアーのバラクーダ選手権の第2ラウンドが現地時間1日、ネバダ州のモントリューG&CCで行われ、初日トップに立ったニック・ワトニー(米)が、3アンダー69で回り8ポイントを獲得。通算26ポイントで首位をキープした。2位は前日に続きジェフ・オギルビー(豪)が23ポイント、3位にウェス・ローチ(米)、4位タイにはトミー・ゲイニー(米)らが続いている。今田竜二は、通算9ポイントの60位タイで予選突破を果たした。

 フェデックスカップのプレーオフ進出に向け、出場ボーダーライン付近にいる選手の熾烈な争いが“裏”トーナメントで展開されている。プレーオフにはフェデックスカップ・ポイントランク125位までが進めるが、トップのワトニーは現在同124位。続くオギルビーは同151位、ローチが同157位、4位タイのゲイニーが同155位と圏外となっている。

 トップ選手が不在の今大会で優勝すれば、300ポイント獲得でき一気にプレーオフ進出圏内へ。トーナメント自体もアグレッシブなプレーが優位となるステーブルフォード方式(アルバトロス=8点、イーグル=5点、バーディ=2点、パー=0点、ボギー=−1点、ダブルボギー以下=−3点)で行われており、残り2日間も“お尻に火のついた”プレーヤーたちの失敗を恐れない果敢なプレーを見ることができそうだ。

 特に首位を守ったワトニーは、2011年に同ランクトップとなった実績もある。この日は、5バーディ、2ボギーの3アンダー69とまずまずのスコアで回っており、ここで優勝して同カップ創設以来、8年連続となるプレーオフ出場記録を伸ばしたい。

 一方、日本から唯一参戦している今田は、4バーディ、3ボギーの1アンダー71で5ポイントを獲得。通算9ポイントとし60位タイで決勝ラウンドに駒を進めた。イーグルやバーディを重ねれば高ポイントも可能なだけに、まだまだ上位進出への期待は大きい。

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