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「65」マークの松山が10位タイ浮上! トップはS.ガルシア

2014/08/03 08:43
「65」マークの松山が10位タイ浮上! トップはS.ガルシア
5アンダー65をマークし10位タイまで浮上した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ第3戦のブリヂストン招待は、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に現地時間2日、第3ラウンドの競技を終了。36位タイでスタートした松山英樹が、5アンダー65をマークし通算4アンダーで10位タイに浮上した。トップは前日と変わらずセルヒオ・ガルシア(スペイン)で通算14アンダー、3打差の単独2位にローリー・マキロイ(北アイルランド)がつけている。

 インスタートとなった松山は、10番でバーディを奪うと12番をボギーとしたが、15番、18番でバーディ奪取。折り返したアウトでは2番パー5でイーグルを決め4アンダーまでスコアを伸ばした。その後は3番でボギーを叩いたが、上がり2ホールの8番と9番で連続バーディ。この日は1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー65と3日目のベストスコアタイをマークし、前日の36位タイから10位タイに順位を伸ばした。

 自らのパッティングに対する不満を口にする松山だが、ショットは復調。「だいぶショットが後半の4番から良くなってきた。明日もスコアを伸ばしたいです」。強豪ひしめく中でトップ10に食い込んできただけに、最終日はパッティングの調子を上げ翌週の全米プロゴルフ選手権(7〜10日/ケンタッキー州バルハラGC)に弾みをつけるゴルフを見せたい。

 トップは前日コースレコードタイの「61」で回ったガルシアがキープした。この日も3アンダー67で回り通算14アンダー。単独2位のマキロイには3打差をつけているが、ビッグタイトル獲得へは十分なリードとは言えない。

 一時は後続に6打差をつけたが、14番で38ホールぶりにボギーを叩くと全英オープン覇者のマキロイが上がり2ホールを連続バーディで締め、差は3ストロークに。全英オープンの最終日ではガルシアがマキロイとの7ストローク差を2打差にまで詰めた。そして今回は逆の立場となり最終日を同組でプレーする。ガルシアが3打のリードを守れるのか注目される。

 尚、松山以外の日本勢は、丸山大輔が3日連続の3オーバー73で通算9オーバーの66位タイ、竹谷佳孝は4オーバー74で回り通算13オーバー71位タイと低迷している。

 その他の上位は、通算9アンダー単独3位にマーク・リーシュマン(豪)、通算8アンダー4位タイにアダム・スコット(豪)、ジャスティン・ローズ(英)、キーガン・ブラッドリー(米)がつけている。大会8勝のタイガー・ウッズ(米)は2オーバー72とスコアを崩し、通算1オーバー36位タイに後退した。

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