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R.マキロイがメジャー連勝に王手! 松山と小田は56位タイ

2014/08/10 09:30
R.マキロイがメジャー連勝に王手! 松山と小田は56位タイ
後半の失速でスコアを伸ばせなかった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権は現地時間9日、ケンタッキー州のバルハラGCを舞台に第3ラウンドの競技を行い、トップで出たローリー・マキロイ(北アイルランド)が4アンダー67で回り通算13アンダーで単独首位をキープした。単独2位は1打差でベルント・ウィースバーガー(オーストリア)。さらに1打差の単独3位にリッキー・ファウラー(米)が続き、通算10アンダー4位タイにフィル・ミケルソン(米)とジェイソン・デイ(豪)がつけている。日本勢は松山英樹と小田孔明が通算イーブンパーで56位タイ。

 大舞台の混戦を抜け出したのは世界No.1プレーヤーだった。先にウィースバーガーが通算12アンダーでホールアウトしリーダーボードのトップに立っていたが、同じく通算12アンダーで最終組を回るマキロイは最終18番パー5で約2.5メートルのバーディパットをしっかり決めて通算13アンダー。全英オープンに続くメジャー連覇に王手をかけた。

 ムービングデーのこの日はマキロイの組が14番を終わった時点で5人が通算10アンダーで並ぶ大混戦。ウェットなコンディションにトップに立つには終盤でバーディが必要な状況だった。そんな中でマキロイは上がり4ホールで3バーディを奪取。先にウィースバーガーが上がり3連続バーディ締めとしていたが、貫禄のゴルフで単独トップの座を明け渡すことはなかった。

 一方、上位進出を狙った松山は後半失速した。1番バーディでスタートすると4番までに3つのバーディを奪いハーフターン。10番もバーディし4アンダーとスコアを伸ばした。しかし11番で3パットのボギーを叩くと、17番までに貯金を吐き出しイーブンに。最終ホールをバーディとしたが、1アンダー70とチャージはかけられなかった。それでもラウンド後は「5、6アンダーを出せば上位にいけると思う」と前向き。最終日の巻き返しを自らに期待した。

 また、小田は14番までパープレーで回ったが、15番の第2打で痛恨の池ポチャ。このホールをダブルボギーとした。しかし16番、18番をバーディとしこの日はイーブンパー71でラウンド。松山と同じ56位タイとし最終日を迎える。

 その他上位はヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ライアン・パーマー(米)らが通算9アンダーで6位タイ。前日2位タイのジム・フューリック(米)は1オーバー71とスコアを落とし通算7アンダーでリー・ウェストウッド(英)、アダム・スコット(豪)、ハンター・メイハン(米)らと同じ13位タイに後退している。

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