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野村自己最高単独4位! 優勝はルーキーのイ・ミリム

2014/08/11 09:07
野村自己最高単独4位! 優勝はルーキーのイ・ミリム

 

 米女子ツアーの新設大会 マイヤーLPGAクラシックは現地時間10日、ミシガン州のブライズフィールドCCを舞台に最終ラウンドを行い、5位タイスタートの野村敏京が通算10アンダーで単独4位に入りツアー自己最高成績をマークした。上原彩子も通算5アンダー12位タイと健闘、有村智恵は通算1オーバー42位タイ。ルーキーのイ・ミリム(韓)が、インビー・パーク(韓)とのプレーオフを2ホール目で制しツアー初優勝を飾っている。

 野村が得意のパットでツアー自己最高成績を更新した。1番でバーディ発進すると8番でもバーディ。9番こそボギーとしたが、後半に入っても2つのバーディを奪いホールアウト。この日は4バーディ、1ボギーの3アンダー68と終始安定したプレーで通算10アンダーまでスコアを伸ばした。

 野村の今大会での合計パットは102。3日目を23パットにとどめると、最終日も24パットとグリーン上で好調なプレーを見せた。次戦はメジャーのウェグマンズLPGA選手権(14〜17日/ニューヨーク州モンローGC)。コースの難易度が高いメジャーではグリーン周りのプレーもカギとなるだけに、パットで優位に立つ野村にも期待は膨らむ。

 その他の日本勢は、上原が3バーディ、1ボギーの2アンダー69で回り通算5アンダー12位タイ。今季は不調が続いていたが久しぶりに上位につけた。また、有村は2バーディ、3ボギーの1オーバー72。通算1オーバーで前日の34位タイから42位タイに順位を下げ4日間の競技を終えた。この日は3番で短いパットを外しボギーを叩くシーンも。今季はショットとパットがかみ合わず苦戦しているが、ショットは調子を戻しているだけに後はパッティングの復調が待たれる。

 優勝は単独2位でスタートしたイ。通算14アンダーでパークと並びプレーオフに突入すると、2ホール目(17番)でバーディを奪い韓国勢対決を制した。3月のJTBCファウンダーズ・カップで2位タイに入っていたが、ルーキーシーズンでいきなりツアー初優勝を飾ってみせた。

 上位は単独3位で出たスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が2つスコアを伸ばして通算13アンダーで単独3位。初日トップのサンドラ・ガル(ドイツ)は通算9アンダーで5位タイ、賞金&レース・トゥ・CMEグローブのランキングでトップを走るステイシー・ルイス(米)は5アンダー66とまくり通算6アンダーで単独11位まで順位を上げた。リディア・コ(ニュージーランド)、ポーラ・クリーマー(米)は上原と並ぶ12位タイでフィニッシュしている。

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