タイガーがライダーカップ出場を辞退　12月の復帰を目指す

　腰に怪我を抱えているタイガー・ウッズ（米）は、自身のホームページ上で9月に開催される欧米チーム対抗戦ライダーカップ（現地時間9月26〜28日／スコットランド、グレンイーグルス）の米国代表を辞退することを表明した。ライダーカップ・ポイントランキングによる自動選出はされなかったものの、同代表キャプテンであるトム・ワトソンの推薦での出場が見込まれていた。

　タイガーは「トムとライダーカップについての話をした。推薦選手に選んでくれていることにはとても感謝しているが、辞退することを選んだ」とコメント。ワトソンは「タイガーの辞退は残念だが、私の一番の願いは彼の健康と競争力が戻ることだ。彼がすぐにでも戻ってくることを願っているよ」とエールを送った。

　タイガーは怪我の状況について「ドクターやトレーナーと話して、腰の筋肉の治療が必要だと判断した。彼らは今はプレーしないほうがいいとアドバイスをくれた。幸運なことに、最近の腰の怪我は（3月の）手術とは関係なく、筋肉のみの問題だ」と説明。12月に行われる、タイガー主催のチャリティーイベントであるワールド・チャレンジでの復帰を目指すとしている。