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初日トップのキム・ヒョージュがメジャーV王手、上原15位タイ

2014/09/14 01:36
初日トップのキム・ヒョージュがメジャーV王手、上原15位タイ
混戦模様の中、単独トップに返り咲いたキム。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーの今季メジャー最終戦 エビアン選手権は現地時間13日、フランスのエビアン・リゾートGCで第3ラウンドを行い、初日に単独トップに立った韓国のキム・ヒョージュが、1オーバー72で回り通算8アンダーで単独首位に返り咲いた。日本勢は、上原彩子が、通算1アンダー15位タイ。宮里美香と横峯さくらは通算4オーバー41位タイにつけている。

 ムービングデーと呼ばれる3日目は、硬いグリーンと競技後半に風が強くなったことで各選手が苦戦。上位選手が終盤に崩れ混戦模様となった。そんな中、単独トップに立ったのは、初日に海外メジャー最少スコアの61をマークしトップスタートしたヒョージュ。この日は、4バーディ、5ボギーの1オーバー72とスコアを落としたが、通算8アンダーでメジャー初制覇に王手をかけた。

 日本勢は、上原が1アンダー70で回り通算1アンダー。前日の26位タイから15位タイに順位を上げた。「日に日にコースが難しくなっている」と話すが、4つのバーディを奪ってトップ15入り。上位が伸び悩んでいるだけに最終日のプレー次第では、トップ10入りも十分可能な位置につけた。また19位タイで出た美香は、2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの5オーバー76。大きくスコアを崩し通算5オーバー41位タイに順位を下げた。

 日本勢でもう一人予選を突破した横峯さくらは、1番でいきなりトリプルボギーを叩くと、2番、3番をボギーとし出だし3ホールで5オーバーと大きく後退した。その後は、9番でイーグルを奪い10番もバーディとするなどリズムを取り戻したように見えたが、16番をダブルボギーとし再び後退。この日は1イーグル、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと荒れたゴルフで、通算4オーバーと美香と同じ41位タイとなった。

 上位はカリー・ウェブ(豪)が1アンダー70でラウンドし通算7アンダー単独2位を浮上。M.J.ハー(韓)が通算6アンダーで単独3位をキープした。また、前日単独首位のブリタニー・リンシコム(米)は、6オーバー77と大きくスコアを落とし、通算4アンダーでリディア・コ(ニュージーランド)らと共に6位タイに後退した。

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