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P.ミケルソン、屈辱の3連敗でチーム批判?

2014/09/29 09:54
P.ミケルソン、屈辱の3連敗でチーム批判?

 

 アメリカとヨーロッパの2年に一度の対抗戦 ライダーカップは、現地時間28日に行われたシングル戦で欧州チームが6.5ポイントを加点し、合計16.5ポイント対11.5ポイントで3連覇を達成。屈辱の3連敗となった米国チーム内からは、最後に勝利した2008年のシステムに戻すべきという声が出ている。

 米国チームは、トム・ワトソンが“主将再登板”。最後に欧州の地で勝利した1993年大会のキャプテンを再び起用しカップ奪還を目指した。ところが、大会が始まってみると、ワトソン主将のチーム戦での選手起用には多くの疑問が残った。代表的なのは、2日目にチームの顔と言えるフィル・ミケルソンのプレーを疲労を理由に回避。ミケルソンは、休養のお陰か最終日のシングルマッチで勝利したが、そのプレーには覇気がないように見えた。

 そのミケルソンが提案しているのが、2008年大会でポール・エイジンガー主将が採用した戦略。4選手を3つのグループに分け、このグループを期間中キープし団結を強めた。ミケルソンも「08年の方法は素晴らしかったのに、なんでそれを止めたのか分からない。エイジンガーのフォーマットはとても良かった」と語る。

 エイジンガーによると、ワトソン主将はそのシステムについて一度も尋ねたことはないのだとか。結局、今大会での米国チームは、勢いに乗ることができずチーム戦を終わった時点で4ポイントビハインドで最終日を迎えることになった。

 地元米国で開催される次回大会(ミネソタ州ヘーゼルタイン・ナショナルGC)は2年後。その時までに米国チームは、欧州チームに対抗する策を見つけることができるのだろうか。

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