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O.ウィルソン「64」で単独首位! R.マキロイはまさかの出遅れ…

2014/10/03 15:07
O.ウィルソン「64」で単独首位! R.マキロイはまさかの出遅れ…

 

 ゴルフの聖地、スコットランドのセントアンドリュース オールドC(=SA)、カーヌスティ(=C)、キングスバーンズ(=KB)の3コースを舞台にプロアマ形式で行われる欧州ツアー、アルフレッド ダンヒル・リンクス選手権は現地時間2日、第1ラウンドの競技を終了。カーヌスティをコースレコードと並ぶ「64」で回ったオリバー・ウィルソン(英)が、後続に1打差をつけ単独首位に立った。

 2008年のライダーカップでは欧州代表としてプレー、レギュラーツアーで過去9度にわたり2位(タイも含む)に入った経験を持つウィルソンも大会前の世界ランキングでは792位と低迷。現在主戦場としている下部チャレンジツアーでもトップ100を外れていたが、先月の同ツアーで大会2日目に「63」を叩き出すなど、最近は徐々に復調の気配を漂わせていた。

 この日は最終ホールで約9メートルのバーディパットを沈めるなど、9バーディ、1ボギーの8アンダーとほぼ完ぺきなラウンド。これには「コースに出てバーディを奪うのはいいものだね」と顔を綻ばせた。「ダンヒル・リンクスは僕にとって1年で最高の大会の一つ。ここにいられることにもちろん感謝しているけれど、今僕は自分自身のゴルフをしてまたトップのカテゴリーでプレーするチャンスが得られるように取り組んでいるところなんだ」と意欲を見せている。

 上位は、1打差の単独2位にラファエル・ジャクリン(仏/C)、2打差の3位タイにパドレイ・ハリントン(C)とシェーン・ロウリー(KB)のアイルランドコンビがつける展開。注目のライダーカップ組では、4アンダー68のスティーブン・ギャラハー(スコットランド/C)が11位タイ、1アンダー71のビクトル・ドゥブイソン(仏/C)が40位タイと耐えた一方で、今年のメジャー覇者2人はまさかの初日となってしまった。

 全英オープン覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド/C)は1オーバー73の97位タイ、全米オープンを制したマーティン・カイマー(独/C)は2オーバー74の121位タイと、いずれもバーディ合戦からは出遅れることに。果たして2日目の巻き返しでライダーカップ優勝チームの実力を見せることが出来るか?

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