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それぞれの思いをかけて、レギュラーシーズン最終戦が開幕

2014/10/23 14:38
それぞれの思いをかけて、レギュラーシーズン最終戦が開幕

 

 欧州ツアーのISPSハンダ・パース・インターナショナルは現地時間23日、オーストラリアのレイク・カリーニャップCCを舞台に開幕。ファイナル・シリーズ出場権をかけた最後の戦いが始まる。

 今大会は、同ツアーのレギュラーシーズン最終戦。次週からはレース・トゥ・ドバイ(賞金ランキング)で上位に入っている選手のみが出場を許されるエリート大会で、当落線上の選手たちにとっては、泣いても笑ってもこれがラストチャンスだ。

 今大会には歴代のメジャーチャンピオン3人が出場している。2011年にマスターズを制したチャール・シュワーツェル(南ア)は、現在同ランクで16位。ファイナル・シリーズ出場は問題ないが、上位15人に与えられるボーナス獲得という別の目標がある。

 さらに、2006年の全米オープンで優勝したジェフ・オギルビー(豪)は、9月の米男子ツアーのドイツ銀行選手権を2位タイでフィニッシュするなど好調。もし、優勝すればオーストラリア史上6人目の、欧州ツアーでの母国優勝を果たした選手となる。

 メジャーチャンピオン3人目は、2013年の全米プロゴルフ選手権の覇者、ジェイソン・ダフナー(米)。ダフナーは今年8月、連覇を目指して出場した同大会を途中棄権。それ以来のトーナメントエントリーで、復活優勝を目指す。

 この大会に向けての選手の目標はそれぞれだが、一つでも上の順位を目指しての戦いが白熱することは間違いなさそうだ。

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