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岩田『65』で3位タイに浮上! G.マクドウェルがトップ

2014/11/07 19:10
岩田『65』で3位タイに浮上! G.マクドウェルがトップ
「65」と爆発して4打差の3位タイに浮上した岩田。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間7日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。グラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算10アンダーで一歩抜け出す中、岩田寛がベストスコア「65」と爆発して4打差の3位タイに浮上した。

 世界の強豪たちを相手に岩田が魅せた。インから出たこの日は前半を3アンダーで折り返すと、後半も7番までに更に3バーディをマーク。終盤の8番では約4.5メートルのバーディパットを落ち着いて流し込み、ノーボギーの7アンダーと大きくスコアを伸ばした。連日「67」を並べたマクドウェルはひとり安定したプレーを続けているが、その他の選手は日によってスコアがばらけており岩田にもチャンスはありそう。

 上位は通算7アンダー単独2位に2012年大会覇者のイアン・ポルター(英)、岩田と並ぶ3位タイにバッバ・ワトソン(米)、通算5アンダー5位タイにリッキー・ファウラー(米)、ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)が続く展開。更に通算3アンダー11位タイには、2014年全米オープン覇者マーティン・カイマー(独)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、通算2アンダー15位タイにはアダム・スコット(豪)らがつけており、波乱の予感たっぷりだ。

 また、初日42位タイと出遅れた松山英樹も順位を上げた。出だしの1番でボギーを喫したが、2番、3番で連続バーディに成功すると9番もバーディを奪い2アンダーでハーフターン。後半は13番でバーディ、最終18番パー5では第3打をピン横1.5メートルにつけるスーパーショットを見せて更にひとつスコアを伸ばし3アンダー69。通算1アンダー21位タイまで浮上している。

 一方、もうひとりの日本勢、竹谷佳孝はこの日も1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの6オーバー78と大きくスコアを落とし、78選手中74位タイと低迷中。同大会に予選落ちはないが、残り2日は日本ゴルフツアー選手権チャンピオンの意地を見せるプレーに期待したい。

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