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6年ぶりV狙う原が首位タイ浮上! さくらは辛くも予選突破

2014/11/15 17:27
6年ぶりV狙う原が首位タイ浮上! さくらは辛くも予選突破

 

 国内女子ツアーの伊藤園レディスゴルフトーナメントは15日、千葉県のグレートアイランド倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。2008年以来となるツアー通算2勝目を狙う原江里菜と藤本麻子が、通算8アンダーで首位タイで並んだ。

 現在賞金ランクで9位につける原は、5番と9番、さらに後半でも12番、最終の18番でバーディを奪い、2日連続の4アンダー68。2日間を通じてボギーは初日1つだけと、今季パーセーブ率が88.7%でツアー3位というデータが表す通り、安定したプレーをこの日も披露した。もちろん最終日に狙うは、6年ぶりの優勝。今季はトップ5フィニッシュを7度記録し、あと一歩のところまではきているが、シーズン終盤に歓喜の瞬間を迎えることができるだろうか。

 一方の藤本も6バーディ、2ボギーの4アンダー68でラウンド。こちらも3年ぶりの優勝に王手をかけた。1打差の3位タイには、笠りつ子、西山ゆかり、前田陽子の3人、通算6アンダーの6位タイにジョン・ヨンジュ(韓)、金ナリ(韓)の2人が並んでいる。前週のミズノクラシックを無念の欠場となった上田桃子が、同ランク6位の酒井美紀、菊地絵理香らと同じ通算5アンダー8位タイとなっている。

 前日首位の鈴木愛は1オーバー73とスコアを伸ばせず、渡邉彩香、堀琴音らと並んで通算4アンダーの13位タイ。賞金ランキング&LPGAメルセデス・ベンツ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)でトップを走るアン・ソンジュ(韓)は、通算3アンダーの24位、それを同2位から追うイ・ボミ(韓)は通算1アンダーの36位タイで最終日を迎えることとなった。

 ディフェンディング・チャンピオンで、今大会で生涯獲得賞金10億円の大台突破(現在9億9,789万5,434円)を目指す横峯さくらは、上がり2ホールでスコアを3つ落とし、1オーバー73。通算イーブンパーで宮里美香らと並び、46位タイで辛くも予選突破となった。一方、有村智恵は3オーバー75の通算1オーバー55位タイで、カットラインに1打及ばず大会を去ることとなった。

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