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J.グラナダが完全Vに王手! 上原もわずかながら浮上

2014/11/23 10:04
J.グラナダが完全Vに王手! 上原もわずかながら浮上
J.グラナダがルーキーイヤー以来の優勝に王手をかけている。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーの今季最終戦 CMEグループ・ツアー選手権は現地時間22日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日からトップを走るジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)が、2アンダー70をマークして通算9アンダーとし、完全優勝に王手をかけた。

 グラナダがルーキーイヤー以来、8年ぶりのVに迫っている。この日は2アンダーで折り返すと、後半はバーディとボギーが交互に来る我慢の展開が続くも、耐えてトップの座をキープ。実はグラナダが前回優勝したのは同大会の前身となる2006年ADT選手権。現在のフォーマットとは異なるものの、その時は100万ドルの賞金を手にしている。

 以下上位陣は、通算8アンダー2位タイにモーガン・プレッセル(米)とカルロタ・シガンダ(スペイン)、通算7アンダー単独4位にサンドラ・ガル(独)、通算6アンダー5位タイにリディア・コ(ニュージーランド)とリュウ・ソヨン(韓)が続く展開。前日4位タイに浮上したミッシェル・ウィー(米)は、イーブンパー72とスコアを伸ばすことが出来ず通算5アンダー7位タイに後退した。

 現時点で賞金ランキング、レース・トゥ・CMEグローブ、平均ストローク、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの4部門でトップに立つステイシー・ルイス(米)は、通算3アンダー10位タイ。一方、勝てば年間王者を決められる立場にあるロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)は、通算2オーバー38位タイと低迷しており、逆転タイトルは難しい状況となってきた。

 また、唯一の日本勢となった上原彩子が3日目にして初のアンダーパー(1アンダー71)をマーク。通算10オーバーとして前日の単独64位から単独56位にわずかながら順位を上げた。第1ラウンドで無念の棄権となった野村敏京の想いも背負って挑む最終日は、上原らしい小技を生かしたゴルフで更に上の順位を目指したい。

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