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J.スピースが6打差圧勝!「ゾーンに入っていたようなラウンド」

2014/12/01 11:38
J.スピースが6打差圧勝!「ゾーンに入っていたようなラウンド」
最終日は圧巻の「63」。J.スピースが後続に6打の大差をつけてプロ2勝目を飾った。(写真提供:Getty Images)

 

 豪州&ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンは現地時間11月30日、同地のオーストラリアンGCシドニーを舞台に最終ラウンドの競技を終了。8アンダー63をマークした2013年米ツアー新人王ジョーダン・スピース(米)が、通算13アンダーで後続に6ストロークの大差をつけて同ツアー初優勝、プロ通算2勝目を飾った。

 前日横風が吹く難しいコンディションの中、初日以来のトップに立った21歳のスピースが圧巻のゴルフを披露した。この日は前半を終えて4アンダーで頭一つ抜け出すと、後半もさらに4バーディを重ね、8アンダーを記録。「ゾーンに入っていたようなラウンドだった。カードにサインするまで63を出したことに気付かなかったよ」とプレーを振り返った。

 ルーキーイヤーにV。期待された2013-14シーズンは優勝こそなかったものの、前週出場した日本ツアーのダンロップフェニックスで3位に入り何かをつかんだよう。「先週に(やるべきことをやれば勝てると)感じていたんだ。私たちはやるべきことはやった」とスピース。今大会の勝利で世界ランキングも11位に浮上、トップ10入りが目前となってきた。

 以下上位陣は、通算7アンダー単独2位にロッド・パンプリング(豪)、通算6アンダー単独3位にブレット・ランフォード(豪)、通算5アンダー単独4位にグレッグ・チャーマーズ(豪)。逆転Vなるかに注目が集まった2009年大会覇者のアダム・スコット(豪)は、最終日にイーブンパー71とスコアを伸ばすことが出来ず、通算5アンダー単独5位に終わった。

 連覇を狙ったローリー・マキロイ(北アイルランド)は、通算2オーバー15位タイでフィニッシュ。また、今大会は来年の全英オープン(2015年7月16〜19日/スコットランド、セントアンドリュース)予選会も兼ねており、出場権を持たない10位以内の選手のうち、パンプリング、ランフォード、チャーマーズの上位3選手がゴールデンチケットをゲットしている。

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