松山、2打差6位タイ発進！　タイガーは最下位

　タイガー・ウッズ（米）が主催するチャリティイベントのヒーロー・ワールド・チャレンジが現地時間4日、フロリダ州のアイルワースG＆CCを舞台に開幕し、第1ラウンドが終了。日本人として同大会に初出場した松山英樹が、4アンダー68の好スコアをマークし、6位タイで初日を終えた。

　松山は出だしの1番をボギーとするものの、2番から連続バーディを奪い返すなど、前半をイーブンパーで折り返す。迎えた12番で1つスコアを伸ばすと、14番からの4ホールで3つのバーディを奪取。後半はノーボギーで終えて、7バーディ、3ボギーの4アンダー68で首位と2打差の好位置につけた。

　リーダーボードのトップは、前週の豪州＆ワンアジアツアー共催 エミレーツ・オーストラリアン・オープンを圧勝してフロリダに乗り込んできたジョーダン・スピース（米）。2013年の米ツアー新人王は、6番からの5連続バーディをマークするなど、7バーディ、1ボギーの6アンダー66と、その好調ぶりを見せつけた。

　1打差の2位は、ディフェンディング・チャンピオンのザック・ジョンソン（米）、世界ランクNo.2のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、スティーブ・ストリッカー（米）、リッキー・ファウラー（米）の4人と、エリートフィールドらしい豪華な面々を名を連ねている。

　一方、8月の全米プロゴルフ選手権以来となる実戦復帰で注目を集めたタイガー・ウッズ（米）はまさかの最下位に。スタートの1番から連続ボギーとすると、8番ではダブルボギーを叩くなど、前半だけで5つスコアを落とし、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー77で、久々のラウンドを終えた。「何も残らない日の一つ」とこの日のプレーを振り返ったタイガー。残り3日間で、本調子に近づけることはできるだろうか。