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宮里、連覇に向けて1打差で最終日へ 小田は18番ダボで9位タイ

2014/12/06 16:35
宮里、連覇に向けて1打差で最終日へ 小田は18番ダボで9位タイ

 

 国内男子ツアーの今季最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップは6日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。李尚熹(韓)が通算7アンダーで単独首位に立った。

 通算6アンダーの2位タイには、ディフェンディング・チャンピオンの宮里優作、武藤俊憲の二人が並んだ。宮里は前半だけで4つバーディを奪い、3アンダーで折り返すも、10番でボギー、14番でダブルボギーを叩いてしまい、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー69とスコアを伸ばし切れず。それでも首位とはまだ1打差で、昨年の最終18番でチップインバーディを決め、初優勝を掴み取った歓喜の再現を狙う。

 賞金ランクトップを走る小田孔明は、イーブンパーで最終18番パー3を迎えたものの、ティーショットをグリーン右のバンカーに入れてしまう。ボールがほとんど埋まった状態となってしまい、2打目は出すのが精一杯。第3打でも寄せきれず2パットでダブルボギーとしていまい、この日2オーバー72の通算2アンダー9位タイで最終日を迎えることとなった。

 逆転賞金王のためには優勝が絶対条件の藤田寛之(同2位)、近藤共弘(同3位)、岩田寛(同4位)だったが、上位に浮上することはできず。近藤は通算2オーバーの18位タイ、藤田と岩田は通算3オーバー19位タイにとどまっており、小田の初となる賞金王戴冠の可能性が高くなった。

 前日に首位と2打差の単独6位に浮上した石川遼だったが、この日は前半だけで3ボギー、さらに11番ではダブルボギーを喫してしまう。それでも13番からの5ホールで3つバーディを取り返し、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73。通算イーブンパーと貯金を吐き出してしまい、順位を14位タイに落としている。

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