初勝利狙うA.サリバンが単独トップ　C.シュワーツェル1差追走

　欧州＆南アサンシャインツアー共催のSAオープン選手権は現地時間9日、南アフリカのグレンダワーGCで第2ラウンドを終了。初日首位タイで出たアンディ・サリバン（英）が2アンダー70で回り、通算8アンダーとして単独首位に出た。

　サリバンはこの日、フロントナインで3バーディを奪取。後半は1つスコアを落としたもののトーナメントをリードし、欧州ツアー初勝利へ期待が高まった。

　6位タイで出たチャール・シュワーツェル（南ア）は連続ボギースタートだったが、最終3ホールでバーディ、イーグル、バーディと圧巻の締め。一気にトップと1打差の単独2位に浮上した。

　一方、意外な失速となってしまったのは、大会アンバサダーで通算5勝を誇るアーニー・エルス（南ア）。首位と1打差でスタートしたが、「77」と崩れ通算イーブンパー34位タイに落ちてしまった。エルスは2番でバーディを奪ったが、続く2ホールで連続ボギー。パー4の9番では池に打ち込んでしまい7打を要すると、10番でもバンカーからのリカバリーに失敗し、トリプルボギーとしてしまった。

　初日首位タイのジェイブ・クルーガー（南ア）も5ボギー、2ダブルボギーを叩くなど、「80」と大失速。通算2オーバー58位タイで、優勝争いから脱落してしまった。