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松山が「66」の猛チャージ! トップと1差5位タイまで浮上

2015/01/11 11:04
松山が「66」の猛チャージ! トップと1差5位タイまで浮上
「66」の猛チャージで1差5位タイまで浮上した松山。メモリアル以来の2勝目も見えてきた。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの2015年初戦 ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズは現地時間10日、ハワイ州のカパルア・リゾートを舞台に第2ラウンドの競技を終了。昨日出場34人中18位タイ発進を切った松山英樹は、この日ベストスコアタイとなる7アンダー「66」をマークして、トップグループと1打差の通算10アンダー5位タイに大きくジャンプアップ、優勝も十分狙える位置につけた。

 同大会は昨年のツアー優勝者のみがエントリーを許されたエリートフィールド。出場するだけでも名誉なことだが、その舞台で松山がツアー2勝目に迫る勢いを見せている。トップと5打差を追ってスタートした2日目は、出だしの1番でボギーを叩くなど苦しい展開が予想されたが、すぐに平常心を取り戻すとその後は5番&9番のパー5ホールを含む3つのバーディを奪い、2アンダーでハーフターン。

 すると後半は更にペースを上げる。10番、11番とスコアを伸ばした後の、12番では約6メートルのロングパットを冷静に沈めて3連続バーディ。その後16番でもバーディに成功した松山は、最終18番でも100ヤードのアプローチショットをピン横にピタリとつけてバーディ締め。8バーディ(1ボギー)を量産して、4人が並ぶトップグループのすぐ後方の第2グループまで一気に浮上した。

 前日83.33%を記録したパーオン率は88.89%までアップ。アイアンのキレを武器に、この日も高いアプローチ技術を如何なく発揮した。その他、苦戦していたフェアウェイキープ率(46.67%→73.33%)、平均パット(1.867→1.563)といった数字も軒並み上昇。勝負がかかる3日目で更にスコアを伸ばすことが出来れば、メモリアル以来の2勝目も見えてくるだけに“好調”松山から目が離せない。

 現在トップは、通算11アンダーでザック・ジョンソン(米)、ジミー・ウォーカー(米)、ラッセル・ヘンリー(米)、ベ・サンムン(韓)が並ぶ展開。以下、松山と同じ5位タイにパトリック・リード(米)、通算8アンダー単独11位にマット・クーチャー(米)、通算7アンダー12位タイにはジェイソン・デイ(豪)、バッバ・ワトソン(米)と強豪選手が僅差につけている。

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