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松山、1打及ばず無念の3位タイ P.リードがプレーオフV

2015/01/13 11:01
松山、1打及ばず無念の3位タイ P.リードがプレーオフV
「チャンスを決めきることができなかった」と悔しさをにじませた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの2015年初戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズが現地時間12日、ハワイ州カパルア・リゾートを舞台に最終ラウンドの競技を行った。パトリック・リード(米)とジミー・ウォーカー(米)が、通算21アンダーで並んでプレーオフに突入。ともに通算4勝目をかけた戦いは、1ホール目でバーディを奪ったリードが制した。

 最終18番パー5、約2メートルのバーディトライを外した松山英樹が肩を落とした。この日、ウォーカーとともに後続と2打差のトップタイからスタート。今季初優勝に向け、フロントナインをノーボギーの2アンダーで折り返す。5ホールをイーブンで終えた15番パー5、2打目をグリーン手前まで運ぶと、アプローチをピンに寄せタップインバーディを奪取。首位グループに1打差として最終ホールに臨んだ。

 18番のセカンドショットはグリーンを捉えることができなかったが、ラフからのアプローチをバーディチャンスにつけた松山。入ればウォーカーとリードに並ぶ大事なバーディパットは、残念ながら左を抜けてパー。3アンダー70とスコアを伸ばしたが、通算20アンダーは、「62」の猛チャージを披露したジェイソン・デイ(豪)、ラッセル・ヘンリー(米)と並ぶ3位タイに終わった。

「全体的に良くなかったです。それでも崩れることはなかったが、チャンスを決めきることができなかったのが敗因です」と振り返った松山。「勝てなかったので悔しいです」と敗戦にもうなだれることなく、気丈にインタビューに応じた。

 その他、ディフェンディング・チャンピオンのザック・ジョンソン(米)が、6アンダー67と好プレーで通算17アンダーの単独7位。世界ランキング最上位(4位)のバッバ・ワトソン(米)は通算15アンダー10位に入り、昨季年間王者のビリー・ホーシェル(米)が通算10アンダー22位タイだった。

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