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米ツアー公式サイトで松山特集 「タイガーの足跡に続きたい」

2015/01/15 11:57
米ツアー公式サイトで松山特集 「タイガーの足跡に続きたい」
米ツアー公式サイトで特集記事が掲載された松山。(写真提供:Getty Images)

 

 現地時間15日から開幕する米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ州ワイアラエCC)に出場する松山英樹が、同ツアーの公式サイトに「松山のすべて」とのタイトルで特集された。

「弱冠22歳でコーチのいない日本の新星は、米国で成功を収めている」と紹介された松山は、インタビューの中で憧れの選手について「タイガー・ウッズ(米)です。1997年のマスターズで彼を最初に見たときから、何度も繰り返して映像を見ました。彼は常に自分の中のNo.1ですね」と話した。

 また、スイングコーチをつけていないことについては「他の人に言われるよりも、自分で色々なことを見つけたり、違ったことを試したりして、自分に一番合うものを探すことが好きだからです」と理由を説明。さらに「毎日、自分のスイングをビデオでチェックしています。どの選手も素晴らしいスイングをしているけど、参考にしているのはやっぱりタイガーですね」とここでも憧れの選手の名前を挙げた。

 そして、今シーズンについて「昨年末からロングゲームの改善に取り組んでいるから、それは続けたいですね。もちろん、ショートゲームも(進歩に)終わりのないものだから、継続していきます。目標としては、今年もトーナメントを優勝して、メジャーも勝ちたい。フェデックスカップ(・ポイントランキング)でも30位以内に入りたいですね」と明言。メジャー4大会の中では「マスターズは自分が最初に出場したメジャーだし、タイガーが最初に勝ったメジャーでもある。彼の足跡に続くことができれば嬉しいです」と話している。

 さらに話題はプライベートな面にまで及び「ホテルでは携帯ゲームをすることが多いですね。『LINE』や『キャンディークラッシュ(世界中で人気のパズルゲーム)』、それと野球を見るのが好きです。実家に戻った時は釣りもします。10歳の時には、5キロ以上のハマチを釣り上げたこともありますよ」と意外な一面を暴露。また、英語については「ようやく耳が英語に慣れ始めてきました。意味のわからない言葉も聞き取れるようにはなってきて、調べることもできる。話す方はまだまだですけどね」と語った。

 ソニー・オープン・イン・ハワイは過去に3度出場し、いずれも予選落ちを喫している相性の悪い大会とあってか、パワーランキング(優勝予想)は12位とやや低め。しかし、最後に出場した2年前よりも圧倒的に成長を見せている松山であれば、4日間を通して大会を盛り上げてくれることは間違いなさそうだ。

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