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松山、“鬼門”で初日出遅れ 日本勢は軒並み苦戦

2015/01/16 13:57
松山、“鬼門”で初日出遅れ 日本勢は軒並み苦戦
初日は“鬼門”攻略とならなかった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイは現地時間15日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に開幕し、第1ラウンドを終了。今季初勝利を狙う松山英樹は、2オーバー72で111位タイと出遅れた。

 過去に出場した3大会で、いずれも予選落ちを喫している“鬼門”に挑んだ松山だったが、初日に攻略とはならなかった。出だしの2番ホールでティーショットを池に入れてボギーとすると、8番でも約3.7メートルのパーパットを決めきれず。9番、10番で連続バーディを奪い、スコアをイーブンに戻して迎えた11番パー3では、1打目を左のラフに外し、2打目でもグリーンに乗せることができず。3オン2パットとなって、ダブルボギーを喫した。16番では、2打目をピンそば約1.5メートルにつけてバーディを取り返したが、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー72で初日を終えた。

 優勝争いを演じた前週は70%を超えたフェアウェイキープ率が、この日は42.86%に落ち込んだ。ラウンド終了後、松山は「(ショットの不調は)なんでもないんだけど、コースにやられてるのかな」と苦い顔。コースとの相性について「苦手意識はない」と話しながらも「これだけスコアが出ないと考えさせられる」とやや弱気に。それでも「予選通過のためには、明日アンダーパーを出さないといけない」と気持ちを切り替えた。

 その他、日本勢も苦戦。4バーディ、5ボギーの1オーバー71でラウンドした岩田寛の94位タイが最上位で、今田竜二と池田勇太は3オーバー73の126位タイ。宮里優作は5オーバー75で出場144選手中140位タイに沈んでいる。また、大会にエントリーしていた谷原秀人はインフルエンザにより欠場となっている。

 8アンダー62でトップに立ったのは、ウェブ・シンプソン(米)とポール・ケイシー(英)。1打差の3位タイでロバート・ストレブ(米)とカミロ・ビジェガス(コロンビア)の2人が追う展開となっている。ディフェンディング・チャンピオンのジミー・ウォーカー(米)は4アンダー66で、クリス・カーク(米)らと並んで12位タイとなっている。

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