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松山、ショットが安定せず 最終日を前に敗退

2015/01/18 13:12
松山、ショットが安定せず 最終日を前に敗退
スコアを落とし、最終日へ進むことができなかった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイは現地時間17日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一、予選通過を果たした松山英樹だったが、スコアを2つ落とし、通算イーブンパーの78位タイに後退。最終日に進むことはできなかった。

 前日は上がり4ホールで3つスコアを伸ばし、4度目の参戦にして初の予選通過を成し遂げた松山だったが、この日も前日まで苦しんできたティーショットが安定せず。スタートの10番は左に大きく外し、ボギーを喫する。それでも、11番で7メートル以上のバーディパットを沈め、16番パー4では2打目をピンそばにピタリとつけてバーディ。前半を1アンダーで折り返す。

 しかし、落とし穴は1番。ティーショットを大きく右に外すと、これがOBとなってしまい、ダブルボギー。6番、7番ではバンカーにつかまり、スコアを落としてしまう。グリーン上以外でのプレーのスコア貢献度を示すストロークゲインドティートゥグリーンが、3日間を通じて最低のマイナス3.436を記録。パッティングでも苦戦したが、ショットの不安定さがスコアを落とす大きな要因となってしまった。

 8番では意地のバーディパットを沈めるも、結局この日は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー70でホールアウト。予選通過85選手中78位タイと順位を落としてしまい、上位70選手が進む最終日を前に、コースを去ることとなった。

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