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さくら、2戦連続予選落ち 藍、美香、上原は上位で決勝ラウンドへ

2015/02/20 19:13
さくら、2戦連続予選落ち 藍、美香、上原は上位で決勝ラウンドへ
26位タイと踏みとどまり、予選を突破した藍。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間20日、オーストラリアのザ・ロイヤル・メルボルンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。横峯さくらは2オーバー75と初日の出遅れを取り戻すことが出来ず、74位タイで予選落ちとなった。

 4オーバー77の84位タイから巻き返しを狙った横峯だったが、4番から連続ボギーを叩き、前半を2オーバーで折り返す。10番、14番でバーディをマークし、予選突破へ大きく前進したかに思えたが、直後の15番、さらに17番でスコアを落とし、2バーディ、4ボギーでホールアウト。「15番(のボギー)はしょうがなかったけれど、17番のボギーはもったいなかった。予選カットを気にしながらのプレーだったので残念だった」と振り返った横峯。通算6オーバーでカットラインに1打届かず、これでツアーデビューから2戦連続での予選落ちとなったが「何が足りないのか見極めながらプレーしたい。自分のペースでやっていきたい」と話し、次戦へ目を向けた。

 また、今季初戦となった野村敏京も大きく崩れた。前半をバーディなしの2オーバーで終えると、後半は1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと大失速。7オーバー80で通算8オーバーまでスコアを落とし、87位タイ。主催者推薦で出場の久保啓子も通算9オーバーの98位タイで決勝ラウンド進出とはならなかった。

 一方、上原彩子、宮里美香、宮里藍は予選突破。3選手ともスコアは落としたものの、上原は2オーバー75、美香は1オーバー74で通算1オーバーの16位タイ。藍は2オーバー75の通算2オーバーで26位タイとなんとか踏みとどまった。メジャー大会を思わせるような難しいコースのため、上位陣でも思うようにスコアを伸ばしてる選手は少なく、残り2日間での挽回は十分に可能。ムービングデーでさらなる上位へ進出できるか注目だ。

 通算6アンダーのトップタイには、ロレックスランク(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)、ルーキーのハナ・ジャン(韓)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)の3選手が並んだ。トップと2打差の単独4位には、こちらもルーキーのチャーリー・ハル(英)がつけている。また、ディフェンディング・チャンピオンのカリー・ウェブ(豪)は5つスコアを落とし、通算5オーバー59位タイと辛くも予選を通過している。

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