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石川、25位タイでフィニッシュ P.ハリントンがPOを制し7年ぶりV

2015/03/03 10:21
石川、25位タイでフィニッシュ P.ハリントンがPOを制し7年ぶりV
プレーオフを制したP.ハリントン。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックは現地時間2日、フロリダ州のPGAナショナルで順延となっていた最終ラウンドの競技を終了。石川遼は通算2オーバーまでスコアを戻し、25位タイでフィニッシュした。

 前日に8ホールを消化し、3オーバーとしていた石川だったが、12番パー4でバンカーからの2打目をピンそば約3メートルにつけてバーディ。続く13番、15番でもスコアを伸ばし、イーブンパーへと戻す。16番で約2メートルのパーパットを外したものの、最終ラウンドをトータルで4バーディ、5ボギーの1オーバー71でホールアウト。久々に予選を通過し5日間の戦いとなったが、フェアウェイキープ率が41%とティーショットの精度の低さが伸び切らなかった原因となった。今週は5日に開幕するプエルトリコ・オープン(プエルトリコ/トランプ・インターナショナルGC-プエルトリコ)に出場。2012年には単独2位となった大会で、結果を残すことができるだろうか。

 大会を制したのは43歳のパドレイ・ハリントン(アイルランド)。通算3アンダーの暫定単独9位で8番ホールからプレーを再開すると、11番から4連続バーディを奪い、トップに浮上。しかし、“ベアトラップ”最終ホールの17番パー3でティーショットを池に入れて、ダブルボギー。万事休すかと思われたが、72ホール目の18番で約4.8メートルのバーディパットを沈めて、ダニエル・バーガー(米)とのプレーオフへ突入する。

 そして、迎えたプレーオフ2ホール目(17番パー3)をパーで終えたハリントンに対し、バーガーはティーショットを池に入れてしまい、勝負あり。2007年から2008年にかけて、13か月の間にメジャーを3度制した実力者が、2008年の全米プロゴルフ選手権以来となる約7年ぶりの優勝を果たした。

 その他上位は、トップと1打差の3位タイにポール・ケイシー(英)、ラッセル・ノックス(スコットランド)、イアン・ポルター(英)の3選手。通算4アンダーの単独6位にジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)が入っている。フィル・ミケルソン(米)は、通算イーブンパーまでスコアを落とし17位タイ、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算3オーバーの31位タイで大会を終えている。

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