貞方が「67」の猛チャージ！　トップと5打差で最終日へ

　豪州ツアーのBMWニュージーランドオープン選手権は現地時間14日、ザ・ヒルズCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。22位タイから出た貞方章男が5アンダー67をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、15位タイに浮上した。

　貞方は、スタートの1番をバーディとするなど、前半を2アンダーで折り返す。後半でも10番、14番でスコアを伸ばすと、16番からは連続バーディをマークし、7バーディ、2ボギーでホールアウト。パー5の4ホール全てでバーディを記録したことが好スコアに繋がったが、本人は「後2つは伸ばせた」と満足はしていない様子。最終日を前にトップと差は5ストローク。猛チャージをかけて、逆転優勝を目指す。

　13位タイから出た武藤俊憲は5番までに2つスコアを伸ばしたが、6番パー4のトリプルボギーが響き、2オーバーでハーフターン。それでも後半は13番からの3連続バーディを含む、4つのバーディを奪い、6バーディ、2ボギー、1トリプルボギーの1アンダー71でラウンド。通算8アンダーで23位タイと一歩後退したが、最終18ホールでさらなる上位を目指す。

　その他の日本勢は、3アンダー69をマークした岩田寛が通算7アンダー29位タイ。通算6アンダー36位タイに竹谷佳孝と上井邦裕がつけている。矢野東と川根隆史は通算5アンダーで48位タイとなっている。イーブンパーでラウンドした伊藤誠道が通算3アンダー66位タイ、薗田峻輔は5オーバー77と大きくスコアを落とし、通算2オーバーで予選通過72選手中最下位に沈んでいる。

　通算15アンダーのトップタイには、クリストファー・ミュエック（豪）とジョーダン・ズニッチ（豪）。1打差の3位タイには、マット・イェーガー（豪）とアーロン・パイク（豪）がつけている。