地元J.ウォーカーが単独首位に P.ミケルソンは一歩後退
米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンは現地時間27日、テキサス州TPCサンアントニオで第2ラウンドの競技を終了。ジミー・ウォーカー(米)が、ベストスコアタイとなる5アンダー67をマークし、通算6アンダーで単独首位に立った。
トップと4打差の6位タイからでたウォーカーは、出だしの10番でバーディを奪うと、14番、18番でもスコアを伸ばすなど、前半を2アンダーで折り返す。後半は5ホール連続でパーが並んだが、6番から3連続バーディを奪い、6バーディ、1ボギーでホールアウト。
「アイアンショットの調子が良く、8番で約3.6メートルのパットを沈められたのは良い終わり方になった。パッティングを重点的に練習してきたから、その成果を示せた」とこの日のラウンドを振り返ったウォーカー。今季はすでに、1月のソニー・オープン・イン・ハワイで優勝しており、フェデックスカップ・ポイントランキングでもトップ。さらに、今大会は地元でのトーナメントということもあり、多くの友人や家族が声援を送っている。「優勝はどこでも嬉しいけど、家族や親友が見守る中で達成できれば素晴らしいね」と今季2勝目へ意気込んだ。
通算5アンダーの2位タイには、単独首位から出たチャーリー・ホフマン(米)とアーロン・バデリー(豪)。ジョーダン・スピース(米)とケビン・ナ(米)が通算4アンダーの4位タイで並んでいる。2年ぶりの優勝を狙うフィル・ミケルソン(米)は、イーブンパー72とスコアを伸ばせず通算2アンダーでザック・ジョンソン(米)、ビリー・ホーシェル(米)らと並び6位タイとなっている。
一方で、ディフェンディング・チャンピオンのスティーブ・ボウディッチ(豪)は通算8オーバー85位、第1ラウンドで「82」の大叩きをしたマーティン・カイマー(独)は8オーバー80で通算18オーバー133位タイとなり決勝ラウンド進出はならなかった。