石川、課題のドライバーが不調も「71」で65位タイ　首位はS.ピアシー

　米男子ツアーのシェル・ヒューストン・オープンが現地時間2日、テキサス州のゴルフクラブ・オブ・ヒューストンで開幕。日本勢で唯一の出場となった石川遼は、1アンダー71でラウンドし、65位タイで初日を終えた。

　インスタートの石川は、12番で約2.1メートルのパットを沈めてバーディとしたものの、16番でボギーを喫して前半はイーブンパー。バックナインでは1番をバーディとしたが、それ以降はパーが並び、2バーディ、１ボギーでホールアウト。パーオン率は94.4％をマークしたが、課題のフェアウェイキープ率が35.71%と低調な数字で、アプローチでピン近くに寄せるプレーにつなげることができなかった。

　単独トップはスコット・ピアシー（米）。インスタートの前半を3アンダーで折り返すと、後半は1番からの4連続を含む6バーディを奪取。ノーボギーの9アンダー63とコースレコードタイのラウンドで後続に2打差をつけ、2012年以来となる優勝、そしてマスターズ（4月9日〜12日／ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC）行きの最終チケット獲得に大きく前進した。

　7アンダー65の2位タイには、パワーランキング（優勝予想）で1位にランクインしたJ.B.ホームズ（米）とアレックス・チェイカ（独）。6アンダー66の4位タイにはフィル・ミケルソン（米）ら4選手、トップと4打差の8位タイにはセルヒオ・ガルシア（スペイン）、マット・クーチャー（米）、ハンター・メイハン（米）、ビクトル・ドゥブイソン（仏）らマスターズ出場組が並んでいる。

　地元・テキサス出身のパトリック・リード（米）は4アンダー68で15位タイ、最新の世界ランキングで自己最高の4位に浮上したジョーダン・スピース（米）は3アンダー69で28位タイとなっている。ディフェンディング・チャンピオンのマット・ジョーンズ（豪）はイーブンパー72で88位タイと出遅れている。