ツアーニュース

石川、連日の「71」と伸び悩み 87位タイで決勝R進出ならず

2015/04/04 10:01
石川、連日の「71」と伸び悩み 87位タイで決勝R進出ならず
惜しくも予選通過とならなかった石川。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのシェル・ヒューストン・オープンが現地時間3日、テキサス州のゴルフクラブ・オブ・ヒューストンで第2ラウンドの競技を終了。65位タイからスタートした石川遼は連日の1アンダー71とスコアを伸ばすことが出来ず、通算2アンダーの87位タイまで順位を下げ、決勝ラウンド進出はならなかった。

 石川は、8番からの5ホールで3つのバーディを奪い、一時通算3アンダーまで浮上する。しかし、16番で約2.4メートルのパーパットを外して痛恨のボギーを喫し、3バーディ、2ボギーでホールアウト。フェアウェイキープ率は57.14%と初日から改善されたが、アプローチで短い距離に寄せることが少なく、ロングパットを決めきることができず。カットラインには2打届かず、予選落ちとなった。

 大会の折り返し地点を迎え、単独トップに立ったのはアンドリュー・パットナム(米)。前半こそ1アンダーと伸び悩んだものの、後半に猛チャージ。3番から4連続バーディを奪うと、上がり2ホールも連続バーディで締めて、ノーボギーの7アンダー65をマーク。現在世界ランキング324位の26歳が、マスターズ(4月9日〜12日/ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)への切符を掴み取る絶好のチャンスを得た。

 トップと1打差の2位タイには、フィル・ミケルソン(米)とオースティン・クック(米)。ミケルソンは、7バーディ、2ボギーの5アンダー67と初日の「66」に続く好スコアをマーク。2013年以来優勝から遠ざかっているが、前週のバレロ・テキサス・オープンでも初日を3位タイで終えるなど、ここにきて存在感を増しているビッグ・レフティ。ゴルフの祭典を前に、弾みをつけることができるだろうか。

 その他上位は、通算10アンダーの4位タイにグラハム・デラート(カナダ)とルーク・ガスリー(米)。通算9アンダーの6位タイには、6アンダー66をマークしたジョーダン・スピース(米)、ハンター・メイハン(米)、J.B.ホームズ(米)らが並んでいる。世界ランク8位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、通算6アンダーでリッキー・ファウラー(米)らと同じ28位タイに後退。地元出身のパトリック・リード(米)は、通算5アンダーで41位タイとなっている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 石川、連日の「71」と伸び悩み 87位タイで決勝R進出ならず
×