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P.ミケルソン、首位を走るJ.スピースに賛辞も「止めにいく」

2015/04/12 11:24
P.ミケルソン、首位を走るJ.スピースに賛辞も「止めにいく」
7バーディ、2ボギーの11アンダー単独3位で5ストローク差となった。(写真提供:Getty Images)

 

 第79回マスターズは現地時間11日、ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。フィル・ミケルソン(米)が、5アンダー67をマークして、通算11アンダー単独3位に浮上した。

 44歳の“ビッグ・レフティ”が多くのパトロンを沸かせた。トップと8打差の単独6位からスタートしたミケルソンは、2番からの3連続バーディで勢いに乗ると、前半を4アンダーで折り返す。バックナインの11番をボギーとしたものの、13番パー5の第2打でピンをかすめるショットを放てば、16番パー3では12メートルを超えるバーディパットを沈めるなど、7バーディ、2ボギーと大きくスコアを伸ばし、首位のジョーダン・スピース(米)との差を5ストロークに縮めた。

「上位に行きたいと思っていた」とこの日のプレーを喜んだミケルソンは「明日はアグレッシブにプレーする必要がある。良いラウンドが出来れば、良い結果になると思う」と最終日に向けた意気込みを語ったミケルソン。16番のパッティングについては「凄い瞬間だった。簡単ではなかったけどね」と振り返った。

 しかし優勝争いについては「スピースに近づくことは簡単ではないと思っている。彼は良いプレーを続けているし、明日も良いラウンドをするだろう」と3日間首位に立ち続けている若武者を称えることも忘れなかった。「彼はとてもいい選手だ。今大会を代表する存在で、21歳で多くのトロフィーを手にしている。だから彼が優勝したとしても、それは素晴らしいことだと思う」と話したベテラン。それでも「彼を止めにいくよ」と闘志を隠すことはしなかった。

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