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松山、ベストスコアタイの「66」! 自己最高単独5位

2015/04/13 08:49
松山、ベストスコアタイの「66」! 自己最高単独5位
日本人最高位とはならなかったものの、マスターズでの自己ベストランク5位となった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 現地時間12日、ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドを終えた第79回マスターズ。日本勢で唯一の出場となった松山英樹は、6アンダー66でラウンド。通算11アンダーまでスコアを伸ばして、単独5位で大会を終えた。

 10位タイから出た松山は前半、我慢のゴルフで8番のバーディのみと1アンダーでサンデーバックナインに突入。10番から連続バーディをマークすると、13番パー5ではティーショットを右に外してしまうが「難しいライから上手く打てた」と2オンに成功。約4.2メートルのパットを沈めて、3日間連続のイーグルを奪取すると、最終18番でもスコアを伸ばした。1イーグル、4バーディ、ノーボギーのラウンドは、この日のベストスコアタイとなった。

 前日まで課題だったパッティングが「今日は入った」と本人が話すように好調なショットが噛み合い、好スコアを叩きだしたことが要因。2001年の伊澤利光(4位タイ)、2009年の片山晋呉が記録したマスターズ日本人最高順位(単独4位)を更新することはできなかったが、これまでの自己記録だった2011年の27位タイは大幅に塗り替えた。

 しかし、ラウンド終了後には「このプレーを3日目までにやらないと優勝はできない。今日のプレーを4日間続けることが今後の課題」と話し、この結果にも満足をしていない。今後の米ツアー2勝目、そしてメジャー初勝利に向けて期待のもてる最終日のプレーとなった。

 大会を制したのは、通算18アンダーまでスコアを伸ばしたジョーダン・スピース(米)。通算14アンダーの2位タイにジャスティン・ローズ(英)とフィル・ミケルソン(米)。世界ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算12アンダーで単独4位に入っている。

 ダスティン・ジョンソン(米)が通算9アンダーでイアン・ポルター(英)、ポール・ケイシー(英)と並ぶ6位タイ。5位タイから出たタイガー・ウッズ(米)はスコアを伸ばすことができず、通算5アンダー17位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのバッバ・ワトソン(米)は通算1オーバーで、アダム・スコット(豪)、ジミー・ウォーカー(米)らと並ぶ38位タイで4日間を終えた。

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