藍が15位タイの好スタート! 上位は韓国勢が独占
米女子ツアーのロッテ選手権は現地時間15日、ハワイ州のコオリナGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。野村敏京が3アンダー69の6位タイ、宮里藍も2アンダー70の15位タイと好位置につけた。
10番から出た野村は13ホール連続のパーのあと、残り5ホールで3バーディを奪取。ともに今季1勝を挙げているクリスティー・カー(米)とキム・ヒョージュ(韓)に加え、ポーラ・クリーマー(米)、モーガン・プレッセル(米)、イ・ミリム(韓)らと並ぶ好スタートを切った。現在2試合連続予選落ちしているが、この好発進を結果につなげたいところだ。
また、2012年大会覇者の藍も上位で初日をホールアウトした。2バーディ、2ボギーでハーフターンすると、後半は13、14、17番でバーディをマーク。最終18番のボギーで一歩後退したものの、順調な出だしとなった。ツアー8勝目を飾った思い出の地で復活優勝となるか、最終日まで注目したい。
一方、宮里美香は3バーディ、2ボギーの1アンダー71で24位タイ。上原彩子と横峯さくらは、ともに2オーバー74で69位タイ発進となった。上原は「前半は風が落ち着いていたけれど、後半に強く吹いた」とタフなコンディションだったことを吐露。「ゴルフは流れが全て。流れを切らさないようにマネジメントやクラブ選択が大事になってくるので、防げるミスをしないようにしたい」と2日目の戦略を明かした。
最終組から出たキム・インキョン(韓)が、7アンダー65を記録して単独首位。1打差の2位タイにチェ・ナヨン、キム・セイヨン、インビー・パークの3選手が続き、2打差の単独5位にジェニー・シンと韓国勢が上位を独占している。
連覇を目指すミッシェル・ウィー(米)は、同組で回った藍と同スコアの「70」。15位タイで初日を終えた。