日本勢5人が予選突破！　藍と野村が8位タイの上位争い

　米女子ツアーのロッテ選手権は現地時間16日、ハワイ州のコオリナGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。強風の難コンディションの中、日本勢5人全員が予選を突破し、宮里藍と野村敏京は通算5アンダー8位タイと上位につけている。

　15位タイから出た藍はインスタートの10番で幸先良くバーディを奪うと、さらに14番、15番でバーディ。16番でスコアを1つ落としたものの、18番、3番、5番で伸ばし、一時通算7アンダーに。上がり2ホールで連続ボギーを叩いたが、首位に5打差で決勝ラウンド進出を決めた。

　6位タイからスタートした野村は2日続けてノーボギーの安定した内容。1番をバーディとしたあと、14番までスコアカード通りにプレーし、15番でこの日2つ目のバーディを奪って好位置を保った。

　初日69位タイと出遅れた横峯さくらは5バーディ、1ボギーの4アンダー68。通算2アンダーまでスコアを戻し、2日連続1アンダー71で回った宮里美香と並ぶ20位タイまで浮上した。また、横峯と同じ69位タイから出た上原彩子はスコアを1つ落としたが、カットラインギリギリの通算3オーバー58位タイで予選を突破している。

　上位は、2日連続の5アンダー67をマークしたキム・セイヨン（韓）と、単独トップから出たキム・インキョン（韓）が通算10アンダーでトップに並び、3打差の単独3位からインビー・パーク（韓）が追う展開。通算6アンダーの4位タイにはポーラ・クリーマー（米）、ジェニー・シン（韓）、イ・ミリム（韓）、シェラ・チョイ（韓）がつけている。

　また、ディフェンディング・チャンピオンのミッシェル・ウィー（米）は同組で回った藍と2日間同じスコア。藍とともに通算5アンダー8位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。