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20歳・松森は終盤に崩れて一歩後退 4勝目狙う一ノ瀬が単独首位

2015/04/25 17:46
20歳・松森は終盤に崩れて一歩後退 4勝目狙う一ノ瀬が単独首位

 

 国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックが25日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース 富士コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ツアー通算4勝目を目指す一ノ瀬優希が、5アンダー67でラウンドし、通算7アンダーで優勝に王手をかけた。通算5アンダーの単独2位には、金ナリ(韓)が続いている。

 この日単独トップから出た20歳の松森彩夏は、14番まで2アンダーと順調にラウンドしていたものの、15番からの上がり4ホールで3ボギーを喫して、3バーディ、4ボギーの1オーバー73でホールアウト。「昨日とは違う難しさがあった」とツアー屈指の名コースを前に通算4アンダーにスコアを落とし、3位タイへ後退した。

「上がり4ホールで3つ落としてしまったのと、パー5でバーディがとれなかったのが悔しい」とこの日をプレーを振り返った新鋭。それでも「レギュラーツアーで初めて」という首位からのスタートにも、「自分の持ち味」と胸を張ったピンを攻めるゴルフを貫いた。トップとは3打差と追う立場に変わって最終日を迎えるが「しっかりと落ち着いて自分のゴルフが出来ればいい」と話し、目標を聞かれると「優勝です!」と力強く語った。

 松森と同じく3位タイには、ツアー初優勝を狙う藤田光里、2008年以来の戴冠を狙う原江里菜らが並んだ。トップと4打差の単独8位には三塚優子、通算2アンダーの9位タイには、開幕戦勝利のテレサ・ルー(台)、昨季賞金ランク3位のイ・ボミ(韓)、地元・静岡での今季2勝目を狙う渡邉彩香、金田久美子らがつけている。

 2週連続優勝を目指す菊地絵理香は、第1ラウンドで39位タイと出遅れたものの、この日はノーボギーの3アンダー69と盛り返し、通算1アンダー16位タイに浮上している。

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