L.コがPO制して連覇！　横峯は11位タイ、藍は26位タイ

　台湾女子プロゴルフ協会との共催で開催される米女子ツアーのスインギング・スカートLPGAクラシック（カリフォルニア州レイクマーセドGC）は現地時間26日、最終ラウンドの競技を終了。単独4位から出たリディア・コ（ニュージーランド）が2アンダー70で回り、通算8アンダーで並んだモーガン・プレッセル（米）とのプレーオフを制して連覇を達成した。

　トップから3打差でスタートしたコは、最終18番パー5でこの日6つ目のバーディを奪って土壇場でプレッセルに追いつく。そしてプレーオフ2ホール目の第2打をピンから約1.5メートルにつけ、難なくバーディパットを沈めて決着をつけた。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1の座を守り、レース・トゥ・CMEグローブでも1位をキープしている。

　一方のプレッセルはコに一時3打差をつけていたが、勝負どころの15番、16番で連続ボギーを喫し、最終日はイーブンパー72のラウンド。プレーオフ2ホール目は第2打をカップまで約3メートルにつけたが、これを決めることができなかった。

　また、首位から出たカナダの17歳ブルック・ヘンダーソンは、最終ラウンドで2オーバー74と崩れて通算7アンダー単独3位で終戦。韓国のカク・ミンソがさらに1打差の単独4位に続いた。

　日本勢では15位タイから出た横峯さくらが「71」とアンダーパーで持ち直し、通算2アンダーの11位タイで4日間を締めくくった。前日「77」と大きくスコアを落としたものの、この日は5番からの連続バーディなど前半で3バーディ、1ボギー。後半は13番でダブルボギーを叩きながらも、16番パー4のバーディでスコアを1つ伸ばした。

　横峯と同じく第3ラウンドで「77」を喫した宮里藍も、2アンダー70で26位タイに浮上。パー4では3つボギーを叩いたが、パー5とパー3のホールで5つスコアを伸ばした。宮里美香は1バーディ、3ボギーの2オーバー74でラウンドし、通算5オーバー45位タイフィニッシュとなった。