ツアーニュース

No.1の貫録、R.マキロイが大会記録で圧勝! 松山は20位タイ

2015/05/18 08:38
No.1の貫録、R.マキロイが大会記録で圧勝! 松山は20位タイ
大会記録の通算21アンダーで圧勝したR.マキロイ。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権は現地時間17日、ノースカロライナ州のクエール・ハローCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独トップから出たローリー・マキロイ(北アイルランド)が世界ランキングNo.1の貫録を見せつけ、2週前のWGC-キャデラック・マッチプレー選手権に続く今季2勝目、ツアー通算11勝目を挙げた。

 3日目に自身の持つコースレコードを更新する11アンダー61を叩き出したマキロイ。最終日は2番でボギーが先行するも、5番、7番でバーディを奪って1アンダーで折り返す。後半に入っても12番からの5ホールで3つスコアを伸ばすと、17番でボギーを喫したが、3アンダー69の好スコアでホールアウト。後続に7ストロークを大差をつける異次元のゴルフで今大会2度目の栄冠に輝いた。

 マキロイは、トーナメントレコードを5打更新する通算21アンダーでの優勝に「コースが僕に合っていた」とすべてが順調だったとコメント。今大会で4位タイに入るも、マキロイに9打差をつけられたフィル・ミケルソン(米)は「素晴らしかった」と述べ、世界No.1に君臨する26歳のプレーを絶賛している。なお、これまでの大会記録は2008年にアンソニー・キム(米)がマークした通算16アンダーだった。

 日本の松山英樹は通算6アンダー20位タイでフィニッシュ。23位タイからスタートしたこの日は5つのバーディを奪うも、同じ数のボギーを叩いてイーブンパー72にとどまった。それでも2月のノーザン・トラスト・オープンから続く7試合連続のトップ25入りと、ツアー抜群の安定感は難コースとして知られるクエール・ハローCでも健在だった。

 その他上位陣は、マキロイに7打差の2位タイにウェブ・シンプソン(米)、パトリック・ロジャース(米)。通算12アンダー4位タイにミケルソン、ゲーリー・ウッドランド(米)のほか、予選ラウンドをトップタイでクリアしたロバート・ストレブ(米)がつけた。また、注目のルーキー、ジャスティン・トーマス(米)は通算11アンダー7位タイで4日間の競技を終えている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. No.1の貫録、R.マキロイが大会記録で圧勝! 松山は20位タイ
×