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松山、連覇叶わず5位タイ D.リングマースがPO制してツアー初勝利

2015/06/08 09:10
松山、連覇叶わず5位タイ D.リングマースがPO制してツアー初勝利
通算12アンダーの5位タイに終わった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントは現地時間7日、オハイオ州のミュアフィールド・ビレッジGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。デビッド・リングマース(スウェーデン)がジャスティン・ローズ(英)とのプレーオフを制し、ツアー初勝利を挙げた。ディフェンディング・チャンピオンの松山英樹は通算12アンダーの5位タイとなっている。

 トップと3打差の2位タイから出たリングマースは、1アンダーで迎えた10番パー4で2パットのボギーを喫するも、直後の11番から連続バーディを奪取。15番でも1つスコアを伸ばし、3アンダー69の通算15アンダーでローズのホールアウトを待った。

 単独トップでスタートしたローズは、3番、4番と立て続けにボギーを叩くと、前半のうちに4ボギーを重ね、2オーバーで前半を折り返す。そこから15番までにイーブンパーへスコアを戻すも、16番で痛恨のボギーを喫して通算14アンダーに後退。それでも、直後の17番で約3.5メートルのバーディパットを沈めてなんとかプレーオフにこぎつける。

 プレーオフでは、18番で行われた2ホール目までを両者パーで切り抜けると、10番パー4での3ホール目で決着。ローズがパーパットを外した一方で、リングマースは約14メートルから2パットでパーをセーブし、逆転優勝でツアー初勝利を飾った。

 5位タイからの逆転優勝を狙った松山英樹は、前半こそノーバーディの1オーバーで折り返したものの、バックナインでは15番までに3連続を含む4バーディの猛チャージを見せる。しかし、直後の16番パー3ではティーショットを池に入れて痛恨のダブルボギー。最終18番で1つスコアを戻すも、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70で追い上げ叶わず。通算12アンダーの5位タイに終わった。

 トップと2打差の3位タイは、マスターズ王者のジョーダン・スピース(米)とフランセスコ・モリナリ(伊)。スピースは15番パー5でイーグルを奪うなど、1イーグル、6バーディ、1ボギーでこの日ベストスコアとなる7アンダー65でホールアウトしている。

 前週大会からの連勝を狙ったスティーブ・ボウディッチ(豪)は通算イーブンパーで52位タイ。メジャー5勝を誇るフィル・ミケルソン(米)は通算5オーバーの65位タイに終わった。第3ラウンドで自己ワーストの「85」を叩いたタイガー・ウッズ(米)は、2オーバー74のラウンドで最下位(通算14オーバー)でのフィニッシュとなった。

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