リベンジ狙う小田が単独2位に　ホストプロ丸山は予選落ち

　国内男子ツアーの長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップが3日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日トップのJ・B・パク（韓）が通算11アンダーで単独首位の座を守る中、昨季大会で惜しくも優勝を逃した小田孔明が通算9アンダー単独2位に浮上した。

　出だし1番から幸先良くバーディを奪った小田は、以降も順調に3番、5番と1つずつスコアを伸ばしたが、6番からは一転してボギー、バーディ、ボギーと出入りの激しいゴルフを強いられる。それでも、2アンダーで迎えたバックナインでは立ち上がり11番でバーディを先行させると、そこから最後までスコアを落とすことなく2バーディを重ね、7バーディ、2ボギーの5アンダー67でホールアウト。プレーオフで石川遼に敗れた昨年のリベンジに向け、好位置で週末を迎えることとなった。

　通算8アンダーの単独3位は今平周吾。通算7アンダー4位タイには、ともに2位タイから出た金庚泰、金亨成の韓国勢2人や横田真一、小平智らが並んだ。選手会長の池田勇太、米ツアー1勝の今田竜二は藤田寛之らとともに通算6アンダー11位タイ。全米シニアオープン帰りの室田淳は4アンダー68とスコアを伸ばし、通算4アンダー30位タイに浮上した。

　そのほか、前週大会からの連勝を目指した武藤俊憲は通算1アンダー65位タイで予選敗退。また、初日に5オーバー77を叩いたホストプロ丸山茂樹は、この日4アンダー68とスコアを伸ばすも及ばず。通算1オーバー89位タイで決勝ラウンド進出を逃している。