世界ランキング　岩田が日本勢2番手に浮上　石川は12ランクダウン

　現地時間5日に最新の世界ランキングが発表され、国内男子ツアーの長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップで今季初勝利を挙げた岩田寛が前週の105位から急浮上。同ランク14位の松山英樹に次ぐ日本勢2番手の81位に入った。

　同大会で6位タイだった小田孔明は2ランクダウンの同ランク103位。ジャンプアップした岩田に大きく水をあけられ、日本勢3番手に後退している。そのほか、同大会を小田と並ぶ6位タイで終えた片山晋呉は同132位に5ランクアップ。前週に同268位から142位まで急上昇した武藤俊憲は、同大会での予選敗退により同147位に順位を下げた。

　ランキング上位にいる選手の多くが今週の米男子ツアー、ザ・グリーンブライヤー・クラシックに出場しなかった影響で、上位15名までは顔ぶれ、順位ともに変わらず。同ランクトップ3は、1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位ジョーダン・スピース（米）に同大会13位タイだったバッバ・ワトソン（米）と続く。

　また、同大会でツアー初優勝を挙げたダニー・リー（ニュージーランド）は40ポイントを加算して同ランク158位から78位にジャンプアップ。76位で4日間を終えた石川遼は、12ランクダウンの191位に順位を落とした。そのほか、欧州ツアーのアルストム・オープン・デ・フランスでツアー通算3勝目を手にしたベルント・ウィースバーガー（オーストリア）は16ランクアップの同23位につけている。