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日没順延の第2R 松山が猛チャージで暫定10位タイ浮上!

2015/07/18 03:40
日没順延の第2R 松山が猛チャージで暫定10位タイ浮上!
4連続を含むバーディラッシュで暫定10位タイに浮上した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンが現地時間17日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、悪天候によるプレー中断を挟み、日没サスペンデッドが決定。14ホールを消化した松山英樹が通算6アンダー暫定10位タイに浮上した。

 第1ラウンドではショットが好調ながらパッティングを決め切れないシーンが目立っていた松山。しかし、この日は出だしから立て続けにパットを成功させ、1番からの4連続バーディで一気にスコアを伸ばす。これで波に乗った松山はさらに7番、9番とバーディを重ね、ノーボギーの6アンダーで前半を折り返した。

 勢いの止まらない松山は後半も出だし10番でバーディ先行。グリーンの外から傾斜を読み切るナイスパットを見せ、この時点で通算7アンダー暫定6位タイに浮上する。以降は11番から連続ボギーで失速したものの、この日最後のプレーとなった14番はバーディで締め、8バーディ、2ボギーのラウンドで上位争いに食い込んだ。

 今大会初出場の富村真治は、2番でボギー先行も前半のうちに3バーディを奪って1アンダーでハーフターン。しかし、後半立ち上がりの11番から4ホールで3つスコアを落とすと、15番のパーでこの日のプレーは終了。3バーディ、4ボギーで通算2オーバー暫定98位タイと予選突破は厳しい状況となった。また、日本勢トップの41位タイからスタートした藤田寛之は18ホールを消化し、1バーディ、4ボギーの3オーバー75で富村と暫定98位タイに並んでいる。

 127位タイからスタートの高山忠洋は、10ホール終了時点で通算3オーバー110位タイ。109位タイから出た池田勇太は、2バーディ、4ボギーの2オーバー74で通算4オーバー暫定120位タイとなった。また、前日に「79」を叩いた岩田寛は5番パー5のイーグルなどで2アンダー70とスコアを伸ばすも上位進出ならず、この日4オーバー76と崩れた小田孔明とともに通算5オーバー暫定129位タイ。13年ぶりの全英を戦う手嶋多一もこの日1オーバー73で、岩田らと並ぶ暫定129位タイとなっている。

 通算10アンダーの暫定トップは松山と同組のダスティン・ジョンソン(米)。ジョーダン・スピース(米)は通算5アンダーで暫定15位タイとなっている。

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