ツアーニュース

松山、4打差10位タイで日本勢唯一の決勝R進出 第3Rは翌日に順延

2015/07/19 06:02
松山、4打差10位タイで日本勢唯一の決勝R進出 第3Rは翌日に順延
通算6アンダー10位タイで日本勢唯一の決勝R進出を決めた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンが現地時間18日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に順延となっていた第2ラウンドの残りを終了。暫定10位タイからスタートした松山英樹は、前日に残していた4ホール全てをパーとし、通算6アンダー10位タイで日本勢唯一の決勝ラウンド進出を決めている。

 第2ラウンド順延分のみのプレーとなった大会3日目は、午前7時の開始から約30分で強風により競技が中断。午後6時からプレー再開となったが、第3ラウンドは翌19日に、最終ラウンドは20日に持ち越されることとなった。なお、最終日が月曜日に延期されるのは1988年大会以来となる。

 前日に14番までを8バーディ、2ボギーでラウンドしていた松山。決勝ラウンドへ向けて通算6アンダーからさらにスコアを伸ばしたかったところだが、出だしから15番、16番とパープレーを続けると、コース最難関の17番と最終18番もパーで終え、6アンダー66で第2ラウンドを終了。第1ラウンド終了時点で7打あったトップとの差を4打まで縮め、逆転優勝も十分可能な位置につけている。

 日本勢ではこの日、松山のほかに富村真治と高山忠洋が第2ラウンドの残りをプレー。前日に15番まで消化していた富村は、16番をパーとすると、難関17番で痛恨のダブルボギーを喫する。最終18番はバーディで締めるも、第2ラウンドを4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74とし、通算3オーバー107位タイで予選通過にはあと3打及ばず。初の全英オープンは予選落ちという結果に終わった。

 11番からプレーを開始した高山は、残り8ホールを2バーディ、2ボギーで回り、第2ラウンドは3バーディ、3ボギーのイーブンパー72。富村と同じく通算3オーバー107位タイで決勝ラウンド進出を逃している。また、前日に第2ラウンドを終えていたその他の日本勢4人も予選落ちが決定。藤田寛之は通算2オーバー93位タイとなり、池田勇太は通算4オーバー118位タイ。小田孔明、岩田寛、手嶋多一の3人は揃って通算5オーバー127位タイで今大会を終えている。

 通算10アンダーの単独首位はダスティン・ジョンソン(米)。メジャー3連勝を狙うジョーダン・スピース(米)は通算5アンダー14位タイにつけている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 松山、4打差10位タイで日本勢唯一の決勝R進出 第3Rは翌日に順延
×