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D.ジョンソンが単独首位を堅持 大会は27年ぶりの月曜決着に

2015/07/19 06:40
D.ジョンソンが単独首位を堅持 大会は27年ぶりの月曜決着に
通算10アンダーで単独首位の座をキープしたD.ジョンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンが現地時間18日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に日没順延となっていた第2ラウンドの残りを終え、ダスティン・ジョンソン(米)が通算10アンダーで単独首位の座をキープ。メジャー3連勝を目指すジョーダン・スピース(米)は通算5アンダー14位タイで決勝ラウンド進出を決めている。

 この日は前日に日没順延となっていた第2ラウンドが午前7時から再開されたものの、強風により競技は開始まもなく中断。午後6時よりプレー再開となったが、第3ラウンドは翌19日に、最終ラウンドは20日に持ち越されることとなった。なお、最終日が月曜日に延期されるのは1988年大会以来となる。

 前日に13ホールを消化していたジョンソンは、出だし14番からボギー先行となるも、そこから難関17番までパーセーブを続けると、最終18番ではバーディを奪取。第2ラウンドを5バーディ、2ボギーで終え、メジャー初優勝に向けて絶好の位置で決勝ラウンドを迎えることとなった。

 ジョンソンを5打差で追うスピースは、この日4ホール目の17番でスコアを落とすも、最終18番のバーディで持ち直し、第2ラウンドは4バーディ、4ボギーのイーブンパー72。残り2ラウンドで5打差から逆転し、1953年のベン・ホーガン(米)以来となるメジャー3連勝を達成出来るだろうか。

 そのほか、初日に2位タイにつけたジェイソン・デイ(豪)は、第2ラウンドを4バーディ、3ボギーの1アンダー71で締め、トップと3打差の通算7アンダー4位タイ。この日プレーした4ホールを全てパーとした松山英樹は、通算6アンダー10位タイで日本勢唯一の決勝ラウンド進出を決めた。一方、バッバ・ワトソン(米)は通算3オーバー107位タイで予選落ち。また、第1ラウンドで「76」を叩いたタイガー・ウッズ(米)は、この日プレーした7ホールで2つスコアを落とし、第2ラウンドは2バーディ、5ボギーの3オーバー75のラウンド。通算7オーバー147位タイで決勝ラウンドを前に姿を消している。

 トップと1打差の単独2位は、前日に第2ラウンドをプレーし終えていたダニー・ウィレット(英)。同選手同様にこの日プレーしなかったアダム・スコット(豪)、ザック・ジョンソン(米)らがデイと並ぶ通算7アンダー4位タイにつけている。

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