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松山、5打差18位タイで最終日へ「パターが入らなかった」

2015/07/20 04:13
松山、5打差18位タイで最終日へ「パターが入らなかった」
首位と5打差の18位タイで最終日を迎える松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンが現地時間19日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一決勝ラウンドに進んだ松山英樹は1アンダー71と伸び悩み、通算7アンダー18位タイで最終ラウンドを迎えることとなった。

 トップと4打差の10位タイから出た松山は、立ち上がり2番から幸先よくバーディを先行。そこからはパープレーが続いたものの、前半最後の9番は2打目をピンそばに寄せてバーディとし、2アンダーで前半を折り返す。

 迎えた後半も立ち上がりの12番でスコアを伸ばし、この時点で通算9アンダーと上位陣を追走。しかし14番パー5ではパーパットがカップに嫌われ、この日最初のボギーを叩いてしまう。このプレーで流れを悪くしたか、難関の17番では2打目がバンカーにつかまり再びボギー。この日は3バーディ、2ボギーと伸ばし切れなかったが、首位と5打差で迎える最終日は猛チャージで優勝争いに食い込みたい。

 第2ラウンドでは4連続を含む8バーディを奪うなど、絶好調だったパッティングで「66」をマークした松山。しかし、この日は14番で3パットを叩くなどパターでリズムをつかみ切れず「昨日と一昨日入っていたパターが入らなかった。タッチは合っているけど、ただ入らなかっただけ」とそのプレーを分析している。

 第3ラウンドを終え、通算12アンダーの首位に立ったのはジェイソン・デイ(豪)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、アマチュアのポール・ダン(アイルランド)の3人。メジャー3連勝を目指すジョーダン・スピース(米)は「66」とスコアを伸ばし、通算11アンダーの単独4位と好位置につけた。初日からトップを守っていたダスティン・ジョンソン(米)は3オーバー75と崩れ、松山と並ぶ18位タイに後退している。

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