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松山、難関バックナインで崩れ「71」 18位タイ終戦でメジャー初制覇ならず

2015/07/21 04:11
松山、難関バックナインで崩れ「71」 18位タイ終戦でメジャー初制覇ならず
残念ながらメジャー初優勝を逃した松山だったが、一時トップに肉薄するなど見せ場を作った。(写真提供:Getty Images)

 

 1988年大会以来の月曜日決着となった米男子ツアーの今季メジャー第3戦、第144回 全英オープンが現地時間20日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は1アンダー71と大きくスコアを伸ばす事ができず、通算8アンダー18位タイで大会を終えた。

 トップと5打差18位タイから逆転優勝を目指した松山は、立ち上がりの1番でバーディを奪う絶好のスタートを切ると、5番パー5では2オンに成功。イーグルパットこそ右に外れたものの、バーディをパットは確実に沈め、さらに7番でもスコアを伸ばして前半を3アンダーを折り返す。

 後半最初の10番では第2打をピンそばにピタリとつけるナイスショットでバーディとし、一時はトップと1打差まで詰め寄るが、12番で短いパーパットを外すと流れが一変。15番、16番を連続ボギーとしてしまい、4バーディ、3ボギーでホールアウトとなった。

 前日のラウンド終了後には「バーディラッシュが出来ればまだまだチャンスはある」と話していたが、第3ラウンドまでで合計7つのボギーを喫していたバックナインで最終ラウンドも崩れ、悲願のメジャー初制覇は8月13日開幕の全米プロゴルフ選手権(ウィスコンシン州ウィストリング・ストレイツ)に持ち越しとなった。

 通算15アンダーで並んだ3人によるプレーオフの末、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、マーク・リーシュマン(豪)を破ったザック・ジョンソン(米)が優勝。メジャー3連勝を狙ったジョーダン・スピース(米)は、ジェイソン・デイ(豪)と並び通算14アンダー4位タイに終わった。通算11アンダー6位タイに、ジャスティン・ローズ(英)、ダニー・ウィレット(英)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、アマチュアのジョーダン・ニーブルギー(米)が入っている。

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