J.デイが上がり3連続バーディで劇的V、全英の悔しさ晴らす
2015/07/27 09:22
米男子ツアーのRBCカナディアン・オープンは現地時間26日、カナダのグレン・アビーGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。上がり3連続バーディを奪ったジェイソン・デイ(豪)が通算18アンダーで今年1月以来となる今季2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。
デイは首位に2打差の2位タイからスタートし、7番までに3バーディを奪取。しかし8番、9番で連続ボギーを喫すると、後半も15番までスコアカード通りのゴルフを強いられる。それでも勝負どころの16番、17番でスコアを伸ばすと、最終18番もバーディで締めくくり4アンダー68。後続に1打差の劇的な逆転優勝を飾り、前週の全英オープンで1打差の4位タイに終わった悔しさを晴らした。
以下、通算17アンダーの単独2位にマスターズ・チャンピオンのバッバ・ワトソン(米)。デイと同じ2位タイから出たこの日は上がり4連続を含む8バーディを奪ったが、5つのボギーを喫して3アンダー69。わずか1打差で今季3勝目を逃している。
その他上位陣は、前日のトーナメントリーダー、地元のデビッド・ハーンが通算15アンダー単独3位。通算14アンダー単独4位にジム・フューリック(米)が入り、通算13アンダー5位タイにスチュワート・シンク(米)ら、通算12アンダー7位タイにはマット・クーチャー(米)、アダム・ハドウィン(カナダ)などが続いた。
このほかの注目選手では、ハンター・メイハン(米)、スティーブ・ストリッカー(米)が通算3アンダー63位タイ、元世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)は通算イーブンパー74位となっている。なお、石川遼は3日目を通算イーブンパーの85位タイで終え、上位70人が進出する最終ラウンドに進むことはできなかった。