K.ペリーが連覇狙う　B.ランガーは全英シニアの悔しさ晴らせるか

　米チャンピオンズツアーの3M選手権が現地時間31日、ミネソタ州のTPCツイン・シティーズを舞台に開幕。前週の全英シニアオープンで惜しくも連覇を逃したベルンハルト・ランガー（独）はその悔しさを晴らせるか。

　前週の全英シニアオープンではマルコ・ドーソン（米）に1打及ばずの単独2位に終わり、今季2勝目はお預けとなったランガー。2009年、2012年と2度の優勝を経験している今大会では、2位（タイ含む）にも2度入るなど相性は抜群。賞金ランキング、チャールズ・シュワブカップポイントはともに現在3位だが、今大会不在のコリン・モンゴメリー（スコットランド）から首位を奪うためにもここで大きな結果を残したい。

　そのランガーが2位に終わった昨季大会は、通算23アンダーで逃げ切ったケニー・ペリー（米）がシーズン2勝目をマーク。ツアー屈指の飛ばし屋であるペリーは、パワーランキング（優勝予想）でランガー、ドーソンに次ぐ3位と優勝候補の一角に数えられており、ツアー7勝目を連覇で飾ることも十分あり得る。

　今大会にはその他にも、ツアー通算14勝のトム・ワトソン（米）や同6勝のジェフ・スルーマン（米）など強豪選手が多数出場する。モンゴメリー、ジェフ・マガート（米）という賞金＆チャールズ・シュワブカップポイントレースをリードする2人が不在の中、一体誰がトロフィを掲げるのだろうか。