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石川、後半失速で3打差8位タイ後退 タイガーも大きく順位を落とす

2015/08/02 07:07
石川、後半失速で3打差8位タイ後退 タイガーも大きく順位を落とす
“鬼門”でまたもや苦戦し、8位タイに後退した石川。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルは現地時間1日、バージニア州のロバート・トレント・ジョーンズGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ツアー初優勝を目指す石川遼はイーブンパー71とスコアを伸ばすことが出来ず。通算11アンダー8位タイに後退した。

 予選ラウンドを米ツアーでは初となる単独首位で通過した石川。この日も立ち上がりの1番で約4メートルを沈めてバーディとする絶好のスタートを切る。その後、3番でこそボギーを叩いたが、5番、7番でバーディを奪い、前半を2アンダーで折り返す。

 しかし、ここ数戦で苦戦していたムービングサタデー。その“鬼門”がバックナインで訪れる。10番でフェアウェイからの第2打をグリーン手前のバンカーに入れてボギーとすると、13番ではティーショットを右に曲げてしまい再びボギー。その後は15番で約2メートル、17番、18番でも約5メートルのバーディチャンスを迎えるが決めることが出来ず、3バーディ、3ボギーでホールアウト。それでもトップとは3打差と、なんとか優勝圏内には踏み止まった。気持ちを切り替えて、最終18ホールに挑むことはできるだろうか。

 リーダーボードのトップに並んだのは、トロイ・メリット(米)とケビン・チャペル(米)。メリットは1番から5連続バーディと圧巻のスタートダッシュを決めると、バックナインでも12番から4連続バーディをマーク。11バーディ、1ボギーの10アンダー「61」で35位タイからジャンプアップとなった。

 トップと1打差の単独3位にリッキー・ファウラー(米)。通算12アンダーの4位タイには、ジェイソン・ボーン(米)やチャールズ・ハウエルIII(米)、デビッド・リングマース(スウェーデン)らが並んでいる。

 5位タイから出たタイガー・ウッズ(米)は前半を1オーバーで折り返すと、11番パー3でダブルボギー。その後は15番から連続バーディを奪うも、ボギーも2つ喫してしまい、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー74でホールアウト。通算5アンダー42位タイと大きく順位を落としている。

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