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シード確保目指す石川、“攻め”のゴルフで上位進出なるか

2015/08/05 10:37
シード確保目指す石川、“攻め”のゴルフで上位進出なるか
来季のシード権確保に向け、今大会で上位フィニッシュを狙う石川。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのバラクーダ選手権は現地時間6日、ネバダ州のモントリューG&CCを舞台に開幕。来季のシード権確保に正念場を迎えている石川遼が上位フィニッシュを狙う。

 前週大会を単独10位で終え、賞金ランキングで109位、フェデックスポイントランキングでは125位とシード獲得圏内まで浮上した石川。同ツアー自身初となる単独トップでの決勝ラウンド進出を果たすなど内容的にも収穫を手にし、第一目標達成に大きく前進した。今週はオープンウィークなしの8連戦目と日程的に厳しい面もあるが、強豪選手の多くが同週開催のWGC-ブリヂストン招待を戦う中、プレーオフシリーズ進出も視野に何とか上位に食い込みたいところだ。

 昨季はジェフ・オギルビー(豪)が4年ぶりの優勝を飾った今大会。ツアーで唯一、モディファイド・ステーブルフォード方式という特殊なフォーマットが採用されており、選手には各ホールのスコア毎にポイントが割り振られる(アルバトロス=8点、イーグル=5点、バーディ=2点、パー=0点、ボギー=-1点、ダブルボギー以下=-3点)。仮に2ボギーを叩いたとしても、バーディを1つとればイーブンという攻めた者に有利な試合形式で、昨年はオギルビーが大会記録の49ポイントを叩き出している。

 そのオギルビーが連覇を狙う今大会には、ツアー13勝を誇るデビッド・デュバル(米)や同5勝のジョナサン・バード(米)のほか、前週大会で4位タイに入ったジェイソン・ボーン(米)らが出場。通常のストロークプレーとは異なる戦い方が求められる中、各選手どのようなプレーを見せてくれるだろうか。

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