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J.フューリックが4打差の単独首位 J.スピースは6打差で追う

2015/08/08 10:33
J.フューリックが4打差の単独首位 J.スピースは6打差で追う
通算8アンダーとして4打のリードを築いたフューリック。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-ブリヂストン招待が現地時間7日、オハイオ州のファイヤーストーンCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ツアー通算17勝のジム・フューリック(米)が2日連続の「66」をマークし、通算8アンダーとして4打のリードを築いた。

 ファイヤーストーンでは過去にトップ10入りが9回と、相性の良さを見せてきフューリック。しかしタイガー・ウッズ(米)に7ホールに及ぶプレーオフでの敗戦、そして2012年には第1ラウンドからのリードを最終ホールのダブルボギーで失う屈辱的な逆転負けと、苦汁もなめている。今回はなんとしても勝ち切りたい。

 この日は17番、18番、2番、そして5番、7番、8番と、2度4ホールで3バーディを奪うチャージ。初日に続き最終ホールでボギーを叩いたが、有利なポジションで折り返しを迎えることに成功した。

 一方、世界ランクNo.1浮上には優勝が必要なジョーダン・スピース(米)は苦手なファイヤーストーンで「68」と、ようやく初のアンダーパーを記録し、通算2アンダーの8位タイに浮上。3番のチップインバーディで一時通算3アンダーに伸ばしたが、続く2ホールで連続ボギーを叩き、フューリックに水をあけられた。得意とするアプローチではパーオンが10回のみと本来の冴えはまだなりをひそめている。

 通算4アンダーの2位にはバッバ・ワトソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)シェーン・ロウリー(アイルランド)の3人。さらに1打差の5位タイにもグラエム・マクドウェル(英)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ダニー・リー(ニュージーランド)と実力者が並んだ。

 松山英樹は通算4オーバーの49位タイ、小田孔明は通算5オーバー56位タイに順位を下げた。

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