イ・ボミは1差3位タイで最終日へ　首位は西山＆フォン

　国内女子ツアーのｍｅｉｊｉ カップが8日、北海道の札幌国際カントリークラブ 島松コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。大会2連覇を経験しているフォン・シャンシャン（中）とツアー初勝利を目指す西山ゆかりが、通算5アンダーで首位を分け合っている。

　トップと1打差の3位タイにつけたのは、現在賞金ランキング首位のイ・ボミ（韓）や昨季覇者の申ジエ（韓）ら4人。「8月も優勝一つほしい」と今季3勝目に意欲を見せるイ・ボミは、前半は1オーバーでの折り返しとなるも、後半立ち上がりは出だしからの4ホールで3バーディを奪って上位陣に食い下がる。迎えた14番では手痛いダブルボギーを喫したが、その直後にバーディを記録するなど大崩れは免れ、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71でこの日を終えた。

　通算3アンダー7位タイには今季1勝のアン・ソンジュ（韓）や鈴木愛ら4人が入り、前週に全英リコー女子オープンを戦った大山志保、吉田弓美子、渡邉彩香はそろって通算1アンダー14位タイとなった。また、今年4月にツアー初勝利を挙げて以来の地元凱旋となる菊地絵理香はテレサ・ルー（台）らとともに通算イーブンパー22位につけている。

　前日トップタイの堀琴音はこの日7オーバー79と崩れ、前週からの連勝を狙う原江里菜らと並ぶ通算2オーバー42位タイで辛くも予選を突破した。そのほか、菊地と同じく地元Vを目指す藤田光里もこの日7つスコアを落とし、通算9オーバー89位タイで決勝ラウンド進出を逃している。