松山、メジャーへ繋がる「66」　小田は45位タイ

　世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-ブリヂストン招待は現地時間9日、オハイオ州のファイヤーストーンCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は4アンダー66で回り、通算3オーバー37位タイでフィニッシュした。

　2日目、3日目とオーバーパーのラウンドが続き、58位タイで迎えた最終日。松山は1番パー4で第2打をピンから3メートルにつけてバーディとすると、続く2番パー5でもバーディーを奪う最高のスタートを切る。さらに1つ伸ばして迎えた8番でボギーを喫するも、前半を2アンダーで折り返す。

　後半に入っても持ち前のショットがさえ、10番パー4では第2打をピンから約2メートルに寄せてバーディ。そして、終盤には16番、18番でスコアを伸ばし、6バーディ、2ボギーでホールアウト。上位進出こそならなかったものの、翌週に控える今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権（13日〜16日／ウィスコンシン州ウィストリング・ストレイツ）に向けて弾みをつけた最終ラウンドとなった。

　一方、45位タイから出た小田孔明は1オーバー71とスコアを伸ばせず。前半の1番と9番でボギーを叩いて1オーバーで後半に突入すると、12番でバーディを奪った直後の13番パー4で、4オン、2パットのダブルボギー。16番パー5でバーディを1つ返したものの、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのラウンドとなり、通算5オーバー45位タイで大会を終えた。

　優勝は通算11アンダーまでスコアを伸ばしたシェーン・ロウリー（アイルランド）。通算9アンダーの単独2位にバッバ・ワトソン（米）、通算7アンダー3位タイにはジャスティン・ローズ（英）とジム・フューリック（米）が入った。ジョーダン・スピース（米）は、通算4アンダー10位タイとなっている。