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最終日に強さを見せる松山がメジャー制覇を目指す 小田、岩田も参戦

2015/08/12 11:12
最終日に強さを見せる松山がメジャー制覇を目指す 小田、岩田も参戦
メジャー初制覇を目指す松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間13日にウィスコンシン州のウィストリング・ストレイツを舞台に開幕。松山英樹、岩田寛、小田孔明の3選手が大舞台に挑む。

 前週のWGC-ブリヂストン招待では、第2、第3ラウンドで75-73(パー70)とオーバーパーを叩き、37位タイと思うような結果が残せなった松山。しかし最終日は不調だったショットがさえ、6バーディを奪って「66」をマークした。今季は最終日まで進んだ17試合のうち、9試合で最終ラウンドを60台でプレー。“サンデーヒデキ”との呼び声があがるほど最終日での強さを誇っている。

 予選ラウンドは、世界ランキング97位のブレンダン・スティール(米)、ヨハン・コク(南ア)との組み合わせが決定。ジョーダン・スピース(米)、ダスティン・ジョンソン(米)と組んだ全英オープンのような豪華なペアリングではないものの、3日目までは上位で粘り、サンデーバックナインで優勝争いに加わることはできるだろうか。

 経験という面では、日本人出場3選手の中で唯一、前回ウィストリング・ストレイツで行われた2010年大会に出場しているのが小田だ。ブリヂストン招待では初日6位タイ発進を決めながら、第2ラウンドで77を叩くなど45位タイでフィニッシュ。2010年は予選落ち(78-74)を喫しており、今回は予選通過がひとまずの目標となる。

 また、岩田にとっては来季の米ツアー参戦につながる1戦だ。昨年11月のWGC-HSBCチャンピオンズで3位タイに入り、9月に行われる米下部のウェブ・ドットコム・ツアー入れ替え戦に出場することが濃厚。しかし、今大会を優勝に近い位置で終えることが出来れば、フェデックスカップポイント125位相当に入り、来季シード権を獲得する可能性もある。入れ替え戦前の米国での試合という意味でも大きな意味を持つ4日間で、どのようなプレーを見せるのか注目だ。

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